【最終17位】ジョウトオープン使用構築&大会KP【ORAS】
ジョウトオープンに参加されていた方々、お疲れ様でした。
今回は久々のシングル63大会ということもあり、以前に参加し、最終日にドロドロに溶かして悔しい思いをしたバトルオブホウエンのリベンジとして参加しました。
結果は初日13-2、2日目12-3、最終日11-4の計36-9、最終レート1823で2ページ目に入ることができたので一応記録として書き残します。
以下個別紹介
カイリュー@拘り眼鏡
性格:控えめ
努力値:H60(余り)-A0-B0-C252-D0-S196(最速バンギ抜き)
特性:マルチスケイル
技構成:龍星群/暴風/火炎放射/気合玉
カイリューに後出ししてくるポケモンはほぼ間違いなく物理受けなので、そこを潰せば裏の物理ポケモンが動きやすくなるんじゃないかというのと、多いであろうカイリキーやヘラクロス、フシギバナに通る強力な飛行打点が欲しかったので採用しました。
基本的に有利対面を作って暴風を撃っておけば、受けに出てくるムドーやピクシー、マリルリ、ハッサムなどを確2、ヌオーやパルシェンは一撃で吹き飛ばして相手のptを半壊に追い込むことが多く、期待以上の活躍をしてくれました。
炎枠が文字ではなく放射なのはハッサム以外に基本打たないので、オーバーキルな火力より終盤で削れた相手に対する命中安定打点ということも兼ねているからです。
全体的に命中不安の技が多いですが、マルスケで行動回数が保証されていることもあり、負けに直結するような外しはありませんでした。
また、少しでも耐久があった方がいいかなと思ってSを最低限までしか振りませんでしたが、試合の終盤でマルスケが潰れた状態での同族対決に勝てなくて負けた試合が1度だけあったので、準速の方が良いです。
バンギラス@ラムの実
性格:陽気
努力値:H20(余り)-A252-B0-C0-D0-S236(1舞で最速ゲンガー抜き)
特性:砂起こし
天候を変える要員としてとの役割と、積みアタッカーが多いように見えるptなので、鬼火や電磁波などの状態異常で機能停止、後続の起点を狙ってくる相手を逆に起点にすることを期待して採用しました。
電気技が一貫しているptなので、初手に電気ポケモンを呼びやすく、初手に出して起点にできる点が強かったです。
トノグドラのような雨パがほぼいなかったため、かなり動かしやすかったです。
パルシェン@気合の襷
性格:意地っ張り
努力値:H68(余り)-A252-B0-C0-D0-S188(1破りで最速スカーフヘラ抜き抜き)
特性:スキルリンク
技構成:氷柱針/ロックブラスト/氷の礫/殻を破る
いたって普通の殻破パルシェン。
持ち物は破ってから全ての相手にワンチャン勝てる王者の印も考えたのですが、pt単位で瞑想ライコウが辛かったので対面で勝てる襷での採用となっています。
ただ、ステロを撒かれたり砂嵐などで襷が潰された状態で特殊アタッカーと対面してしまうと何も出来ずに落ちてしまうのでそれをしてきそうな相手への警戒や、砂ターンの管理は重要です。
基本的には試合の終盤まで見せずに取っておく→相手の選出が割れてから死に出しして殻破からの全抜きというシンプルな運用法でしたが、やはり1度破るだけで多くの相手が受からなくなる火力は流石の一言でした。
マリルリ@拘り鉢巻
性格:意地っ張り
特性:力もち
技構成:戯れつく/滝登り/アクアジェット/冷凍パンチ
腹太鼓を積むと見せかけての鉢巻マリルリ。
雨パや超火力や高耐久の地面タイプ対策、龍技の一貫を切るために採用しました。
どうせ腹太鼓と思って出てくる襷持ちや、アッキ持ってるし受かるだろと思った天然ピクシー、サイクルで削れた相手を想定外の火力で吹き飛ばします。
試合終盤にワンチャンSに振ってないハッサムに上を取ってアクジェを撃ち込もうとSに大きく割いたのですが、副産物で得たものとして、同族対決でほぼ確実に勝てるという点と、よく受け出しされるピクシーの上をとって2発で持っていける点がとても大きかったです。
試合序盤の高火力による崩しから終盤の先制技でのお掃除まで何でもこなせてかなり扱いやすいという印象を受けました。
後出ししてくるであろうバナにドヤ読みを決めて落とそうと冷パンを仕込んだのですが、HBだと一撃では落ちなかったので、素直に一貫している叩き落とすの方が良いです()
偶然ですが、余りで振ったHの実数値が191と綺麗な数字に収まったので割と気に入っています。
ライコウ@食べ残し
性格:臆病
努力値:H220-A-0-B0-C0-D36-S252
(調整先に関してはテンプレをパクったので割愛)
特性:プレッシャー
技構成:10万ボルト/身代わり/守る/毒々
過去作解禁であるこの大会で増えるであろう零度スイクンや火力が足りない耐久型全般、有効打のない電気タイプを起点にしようと思い採用しました。
PPが少ない相手や、眠るを持ってない低火力の相手に圧倒的に強かったため、得意な相手には1匹で完封しきるくらいの強さを発揮してくれたのですが、火力がないためムドー以外の毒無効である相手には本当に何もできなかったので、結構運用は難しかったです。
しかし、バンギが出せなかった場合に遭遇してしまった眠る持ちの瞑想ライコウに対しても、毒を撃って素眠りに追い込むまで耐えてから眠るタイミングでマリルリかパルシェンに交代し倒すというように辛い相手への処理ルートを増やすことができたので、採用して良かったとは思いました。
フシギバナ@黒いヘドロ
性格:控えめ
努力値:H161(16n)-A0-B0-C0-D244(余り)-S100(最速50族抜き)
特性:葉緑素
技構成:ギガドレイン/ヘドロ爆弾/宿り木の種/眠り粉
毒守サンダースやマリルリ、ポリ2などが辛かったのと、申し訳程度の晴れパ対策で採用しました。
控えめなのにC無振りなのは、性格補正をかけないとC無振りでスイクンが宿り木込みのギガドレで確2にならなかったのと、不一致のめざパや冷ビを起点にできるくらいには耐えたかったのでこういう形となりました。
有利対面を作ってとりあえず眠り粉を撒いて裏の起点にしたり宿り木を撃って少し削れたマルスケや襷を復活させたりと、他ではできない仕事ができましたが、火力が全然足りないことと、Bに振ってないことによりバンギに勝てるかは眠りターン次第といった点がとても扱い辛く、選出率は最低でした。
何より、基本的に攻めることを意識したptなのでそれにあまり合ってなかったのは使っていて感じました。
あとがき
パーティの使用感としては、ptバレはキツいものの、奇襲性と個々のポテンシャルは高く、序盤で掻き回して終盤で一掃するということを割と安定してできたため、色々なptに対して五分以上の勝負をすることができた点は強いと感じました。
ただ、型が割れていたり、壁バトン構築に対してかなり苦しい戦いを強いられてしまう点、そして何より鉢巻ハッサムが物凄く重かったのはかなりの構築ミスでした。
また、サイクルを回して隙あらば積むptであるため、ステロが撒ければもっと楽に戦えたと思います。
戦績としては、公式大会で初めて2ページ目に入ることができたのは良かったのですが、最終日にその時自身の大会最高レートであった1849から2連敗して目標であった1850を逃すばかりでなく、試合数の関係で再到達不可能なラインまで落ちてしまったことが本当に悔しかったです…
…と、嬉しいような悔しいような微妙な結果となってしまった今大会ですが、普段のレーティングバトルとはまた違った環境で戦えて楽しい大会でした。
またこの様な大会があれば参加して、今度こそもっと上に行きたいと思います。
【ジョウトオープン45戦分KP】(同立は順不同)
1位 カイリュー 19p
2位 ハッサム 14p
2位 マリルリ 14p
4位 ライコウ 12p
5位 バンギラス 10p
5位 スイクン 10p
7位 ゲンガー 9p
8位 エアームド 8p
8位 ラプラス 8p
10位イノムー 7p
10位フシギバナ 7p
10位エーフィ 7p
10位エンテイ 7p
14位ポリゴン2 6p
14位 カイリキー 6p
14位 ヘラクロス 6p
14位 サンダー 6p
14位 フーディン 6p
14位 クロバット 6p
20位 ピクシー 5p
21位ヌオー 4p
21位ヤミカラス 4p
21位カビゴン 4p
21位ウインディ 4p
21位キングドラ 4p
26位フォレトス 3p
26位サンダース 3p
26位ドンファン 3p
26位ニドキング 3p
26位バクフーン 3p
26位オコリザル 3p
26位ラッキー 3p
33位カメックス 2p
33位ダグトリオ 2p
33位ギャラドス 2p
33位ニドクイン 2p
33位ガラガラ 2p
33位ブラッキー 2p
33位リザードン 2p
33位ヤドラン 2p
33位オーダイル 2p
33位スターミー 2p
33位ハピナス 2p
33位パルシェン 2p
以下1p…
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
ではでは。